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幕府の為に生涯命をかけて仕えた幕臣の物語です。横須賀造船所や日本ではじめての株式会社、築地ホテルを作り、日本の近代化に貢献しました。この小説を読み、今の日本があるのは小栗のおかげだと思えます。そんな数々の功績がまとめられた小説です。日本史好きの方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
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世界中を巡った旅の短編エッセイです。ゆったりとした文章の中に自然やその土地に住む人々との会話、なにげない日常にふれる瞬間が細やかに綴られています。旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。文章からは知らない世界の景色が自然と目に浮かび、著者の気持ちが伝わってきます。有名な観光地に足を運ぶのもワクワクしますが、こういう旅も素敵だなと思わせてくれる1冊です。
こどもにも分かりやすい言葉をつかい、真実の世界をうたう個人詩集シリーズの内田麟太郎さんの巻です。少ない言葉であらわされた詩の行間から、風景が浮かび上がってきます。思わず口に出したくなるような楽しい詩もあれば、明るい風景の中に悲しみが滲む詩もあります。小説とは違い、短い時間で違う世界に連れて行ってくれる詩。ぜひ、時間のない大人の方々にも読んでいただきたい1冊です。
世界にはどのくらいの数の言語があると思いますか? 日本語、英語、ドイツ語、中国語……なんと現在約7000の言語があるとされています。 この本では、多くの言語に囲まれて育ってきた著者により、あまり知られていない言語をピックアップし、民族と言語と地理の関係について地図や写真とともに紹介しています。新しく生まれる言語がある一方、消えていく言語もある、そんな奥深い世界の言語に触れてみませんか?
英語学習者の多くは、「洋画を字幕なしで理解できるようになりたい」と思うはず。洋画を見ていると、テーマに関わらず繰り返し使用されるフレーズが多いことに気が付きませんか?この本では、知らないと理解できないけれど知っていればすんなりと頭に入ってくる慣用表現が365項目取り上げられています。見たことのある映画の表現は、是非そのワンシーンを想像しながら読んでみてください。
和歌山市出身の作家・有吉佐和子さんの作品が項目ごとに紹介されています。また書斎や原稿などの写真や、単行本未収録小説、さらに新聞・雑誌などに掲載されたエッセイなども収録されています。図書館にある有吉佐和子文庫の写真も掲載されていますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
島国日本。日本には本土以外にもたくさんの島があります。本土の近くにある島でも、地質や風土が違うのが不思議なところです。島のなかにはいろいろな役割を担っているものがあります。石炭を有し、炭鉱夫たちの生活の場でもあった軍艦島は有名ですね。実は和歌山市にある友ヶ島も、ヒミツの役割を持っていた島の一つです。かわいいイラストの島たちに会いに行きたくなること請け合いです。
岩手県大槌町の庭園にある「風の電話」。震災で家族を失った人々が、この電話で死者と話すと言われているとのことです。似た境遇の悲しみを抱えた人たちが、次第に前に進み始め、また新たな出会いや幸せに向き合っていく模様が描かれています。
誰もが知っているシンデレラのお話を、主人公であるシンデレラの視点で書かれている絵本です。シンデレラの内容は知っているけど、主人公の視点で読むとシンデレラが各場面で何を考えていたのかが分かり、また違った楽しみ方ができます。人によってさまざまな解釈が生まれるので、一度読んでみてください。
これは水族館に関する本ではありません。地方財政コンサルタントとして15年間で約50自治体の支援に携わってきた野崎敏彦氏が、「地方財政」を分かりやすく解説しています。アシカは自治体が保有する固定資産であり減価償却もされていきます。地域によって異なる水道料金や道路工事にかかる費用など「まちのお金」について知り、自分事として考えるための本です。