有吉佐和子文庫
有吉佐和子文庫へようこそ
この部屋では、和歌山が誇る作家・有吉佐和子の作品とその作品制作のためにお使いになったもの、また作品から生まれたものをテーマを決めてご紹介しています。
常に学び、深く調べ、現代にも通じる問題を広く提起し続けた作家、有吉佐和子。
当文庫は新たな気づきを伝えあえる場を目指しています。どうぞお近くでごゆっくりご覧ください。
有吉佐和子文庫について
「有吉佐和子文庫」は、和歌山市に生まれ、数多くの名作を残した作家・有吉佐和子の蔵書約1,500冊を閲覧することができます。
当文庫は長女・玉青氏のご厚意により、2005年に和歌山市に寄贈されたものを中心に開設しました。
(2023年には新たに約3,900冊が寄贈されました。)
蔵書は執筆に使用した資料をはじめ、作家や研究者からの寄贈書などを含め多岐にわたります。
和歌山が誇る作家である有吉佐和子の著作と、
有吉が実際に読み、作品の制作に使用された蔵書を手に取ることができるのは、当文庫だけです。
有吉佐和子に興味のある方はもちろん、作家を目指す方、昭和という時代に興味のある方、
すべての方にご利用いただけます。
有吉佐和子氏について
有吉佐和子氏は 1931年(昭和6年)和歌山市に生まれました。1956 年(昭和 31 年)に『地唄』が芥川賞候補と文學界新人賞に選ばれ、文壇にデビューします。『恍惚の人』『複合汚染』といった当時の流行語を生みだした作品や、『紀ノ川』『助左衛門四代記』『有田川』『日高川』『華岡青洲の妻』といった和歌山を舞台にした作品、戯曲や古典、歴史を扱った作品など数多くの作品を生み出し、その多くはベストセラーとなりました。1984 年(昭和 59 年)急性心不全により永眠。
作品紹介
当文庫では「作家・有吉佐和子から学ぶ」をテーマに有吉佐和子氏の作品とその作品制作のためにお使いになったもの、また作品から生まれたものをテーマを決めてご紹介しています。有吉佐和子氏が選び抜いた美しい言葉の数々と、その言葉が生み出す景色や心象風景、そこから生まれたドラマや映画といったリアルな世界の広がりをぜひご覧ください。